人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ヲタでダメ人間の日々の記録です。誘惑に弱いのですぐに散財してしまうのがたまにキズ。ご利用は計画的に(笑)


by the_usagisan
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所_a0034331_1825455.jpg

『ほしのこえ』の新海誠の最新作『雲のむこう、約束の場所』を観てまいりました。
率直な感想は、劇場公開作品だけあってかなり良かったです。
自分は、この映画の予備知識無しでいったせいか、しかも、だいたいのあらすじすらチェックしなかったのでワクワクした気持ちで鑑賞しました。

 世界観が、独特で観ている時は、どういう世界設定なのかよくわからなかった。鑑賞後、パンフレットを購入してやっとこの作品の世界観を理解しました。
その世界設定は、ある意味”if”の世界で、日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。津軽海峡に国境線が走っていて、その向こう側にユニオン占領下の北海道に建設された、謎の巨大な塔が白く遙か空の上までそびえ立っている。
 その、塔に行こうと目論む、米軍統治下の青森の少年、藤沢ヒロキと白川タクヤは2人でコツコツと軍の廃品を利用して飛行機を組み立ていた。そして、いつしか憧れである白川サユリとの約束・・・やがて、突然サユリが転校してしまったのをきっかけに、2人は虚脱感から飛行機つくりもうやむやになってしまい、それぞれの道を歩む。

観ていて、自分にはこういう青春とドキドキはなかったな・・・と思った。正直、難しい専門用語などでてきてよく解らなかったけど、やはりストーリー以外に凄いなと感じたのは光の使いかただと思った。前作『ほしのこえ』でも共通することだけど。そう感じた。
それによって作品のクオリティもあげているし、何より登場人物の感情を表すかのような光の使い方・・・。特に観ていて、ついつい吹き出してしまった光の使い方は、電車の中に刺す光が、電車の荷物置きのパイプに光が流れているシーン。これは、凄いと思った。自分の中ではこんな細かい光の使い方はみたことがなかったので・・・。

作品も、感動して少しウルッとしました。
主人公達の声に、俳優の吉岡秀隆や萩原聖人などキャラに魅力をかなりあたえていた。
・・・あいかわらず、文才がないので書きたいことがうまく書けないのがくやしい。
とにかく(強引)・・・良い作品でした。観て損はないなと感じた。
因みに、DVDが発売されたら確実に買うな・・・。
by the_usagisan | 2004-12-02 18:54 | 映画みたよ!